こんにちは!
54歳のお誕生日ご褒美旅、2日目の朝は一気に張り詰めた神聖な空気からスタートです。 この日の東福寺から、出張終わりで大阪にいた夫もいよいよ合流。息子と合わせて、ここからは三人でのにぎやかな旅になります。
🔔 朝6時の静寂、東寺のお勤めに響く鐘の音
2日目の第一目的は、世界遺産・東寺の「朝参り(生身供しょうじんく)」に参加すること。 前夜はワクワクしてあまり眠れませんでしたが、気合で早起きして向かいました。
開門10分前の5時50分、すでに門の前には熱心な参拝者の方々が集まっています。そこで簡単に説明を受け、1枚の紙をいただきました。「6時20分から、これを一緒に読みます」とのこと。
6時ちょうど。 静まり返った境内に、重厚な鐘の音が「ぼーん、ぼーん」と響き渡り出します。 その音が「ぼんぼん!」と2回、早くなったのを合図に、最前列の方々は吸い込まれるように中へ、私達も後へ続き進んでいきました。靴を脱いで御影堂へ。
ここでも、私の旅の相棒である「輪袈裟(わげさ)」を身にまといます。背筋をすっと伸ばして座ります。
たっぷりと7時までお経の響きに包まれる素晴らしい時間でした。こんなに長いとは知りませんでしたが、椅子席が用意されていたので、足の心配をせずにお堂の厳かな空気に深く集中できたのもありがたかったです。
御朱印は、8時半からとなっていたので、いったんホテルへ戻り朝食をとって再び参りました。近いからできる技です。ロワジールホテル京都東寺は、部屋も広く電子レンジも備え付け、大浴場もあり良かったです。
そして、いただいた東寺の御朱印がこちら。


枠いっぱいに、弘法大師の力強い墨書きがさらさらと躍るように走っています。朝一番の、最高の記念になりました。
🍁 「わぁ~!」と声が出た東福寺、そしてまさかの苔大発見!
東寺をあとにした私たちは、次なる目的地「東福寺」へ。 新緑の回廊に一歩踏み入れた瞬間、思わず「わぁ~……!」と声が出てしまいました。
木組みの柱が美しく並ぶ回廊、そこから覗く眩しいばかりの新緑! よーく見ると、もみじの葉の間に、プロペラのような形をしたピンク色のかわいい「種(翼果)」がちょこんと顔を出しています。
洗練された砂紋が描かれた本坊庭園の静けさにも、ただただ圧倒されるばかりです。




そして、一面に広がる美しい緑の苔の絨毯(多くはスギゴケでした)を眺めていたとき、昨年訪れた奥入瀬渓流の苔散歩を思い出し、苔の観察が始まります。
「あれ? 一箇所だけ、明らかに違うコケがいる……!」
表面にウロコのような独特の模様。そしてちょこんと伸びた可愛い傘。これ、間違いありません、「ジャゴケ(蛇苔)」です! 広大な東福寺の美庭で、この小さなジャゴケのスポットを見つけ出してアップで撮影している怪しい観光客(笑)。「何かあるのですか?」と側を歩く方に問われ、苔の種類を観察してます!と答えたのでした。最高に嬉しい大発見でした!蛇苔のまわりも、スギゴケではない模様。帰ってコケハンドブックを開いてみましたが、はっきりこれと断定するのは難しいです。スギゴケだけは、わかります!なぜって昨年の奥入瀬旅行で苔ストラップを買ってからずっと持ち歩いてますから。一年たってもあまり大きくなってませんが。
そしてここでも御朱印頂きました。





興奮のあとは、京都駅に戻り、「茶寮都路里」さんで、茶そばと豪華なお抹茶パフェを堪能。
上にドーンとお抹茶のもっちもちフィナンシェが乗った大ボリュームで、濃厚な抹茶ソースをトロリとかけていただく瞬間は、まさに至福。歩き回った体に最高のエネルギーチャージになりました。


🦊 伏見稲荷で30分並んだ結果……こだわりサイズVS神社のプライド
大満足で向かったのは、伏見稲荷大社。キリッとしたお狐様が出迎えてくれます。
※ちなみに、伏見稲荷は「神社」ですので、お寺で身につけていた輪袈裟は、外してバッグへ仕舞いました。
さすがは大人気スポット、御朱印の受付には長蛇の列。がやがやとした賑わいの中、30分以上並んでいよいよ私の番がきました。 「このこだわりサイズに、お稲荷さんの朱印が捺されたら最高だな」とワクワクしながら、手作りのミニ御朱印帳を差し出しました。
すると、書き手の方がじっとノートのサイズを見て、申し訳なさそうに一言。 「うーん、このサイズだと、印がはみ出て切れてしまうかもしれません。切れるのは縁起が悪いですから、これに書くのはちょっと……」
なんと、ここにきてまさかのストップ! 実は私、これまでに集めた数々の御朱印の大きさをすべてチェックして、「このサイズならギリギリ収まるはず!」と計算し尽くしてこの御朱印帳を作ったのでした。
心の中で「私に捺させてくれたら、絶対にギリギリ行けるのに……! おしてみてよー!」という言葉がぐるぐる(笑)。
でも、そこはぐっと堪えて大人の対応。「そうですか」と笑顔で引き下がり、今回は書き置きの御朱印をいただくことにしました。 絶対に失敗が許されない神社の書き手さんのプライドと、私の1ミリの妥協なき設計の、ちょっぴり切ないすれ違い。これもまた、こだわりサイズで旅をしているからこそ出会える、リアルなドラマですね。
(おうちに帰ってから、元々持っていた普通サイズの御朱印帳に、綺麗に貼りました!。どど~ん!)



🍷 夜は一転、モダンな大阪の光の海へ
京都の和の世界をたっぷり堪能したあとは、電車に揺られて大阪のアートホテルへ移動です。 お楽しみの夜ご飯は、スカイレストランでの豪華なディナー!SKYBUFFET51を予約。19時からだと最初は明るくてだんだん夜景になって素敵でした。食べてばかりじゃなくて夜景も見てねと言いながら、デザートまで美味しく頂きました。!90分は結構忙しかっです。


京都の歴史深い朝から、大阪のモダンな夜へ。ギャップが素晴らしすぎる、最高に贅沢な2日目が更けていきました。
さあ、旅はいよいよ最終日の3日目。 大阪の住吉大社で、あの「見つけるのが難しい」と言われる強運の石探しへと向かいます!